太陽同期可変式ソーラーシェアリング【スマートターン】


2014年8月よりソーラーシェアリングの創始者である『CHO技術研究所』の長島 彬先生と、福島県で地域再生をテーマにソーラーシェアリングを手がける『KTSE合同会社』の齋藤広幸氏と弊社とで本格的な共同開発を開始した太陽同期可変式【スマートターン】が2015年4月4日よりついに完全稼働となりました。

現状、一ヶ月の概算で15%程度の発電量の増加が観測されております。

また5/12の地域の樹木が倒れ、ビニールハウスが変形するほどの台風並みの強風にも、可変式の特徴である水平モードにすることで設備は、全くの影響を受けなかったことも確認できました。費用対効果および設備の安全面での優位性が、日々、検証されつつありますが、今後もさらなる向上を目指して3者一体での継続的開発を推進してまいります。


【スマートターン】はCHO技術研究所/長島 彬先生の登録商標です。


スマートターン初号機/千葉県いすみ市にていよいよ稼働開始です!!

上の写真が藤江農園50kw。右の写真が高木庭園10kw。世界初のスマートターンが千葉県いすみ市で同時スタートしました。

オフグリッド電源でデンマーク製アクチュエーターが動き、自動的に太陽の動きに同期します。強風時はパネルを水平にして設備を保護します。



スマートターンはこれまでの太陽光発電の常識であった『南向き30°』ではなく、東西向きに太陽光パネルを設置して、日の出から日没までの太陽の動きに同期することで高い発電量が可能となっています。れから一年間のデータが今から楽しみです。すでに相当良好な結果が出始めています。


【2015年7月の様子】

設置作業時に、けっこう枝をいためてしまっていたので、初年度の収量が減るのではないかと心配でしたが、農場主の藤江さんいわく、収量・粒の大きさも例年以上によいことをお知らせいただきほっとしました。

農業の素人ながら完全な日なたに比べ、葉の茂りも植物固体としての元気さも申し分なく感じました。遮光率35%とやや高めですが、ブルーベリーとソーラーシェアリングは実に相性がよいことを改めて実感しました。(東)



【2015年8月新部品プロト完成】

秋以降、使用する新型部品のプロトが届いたのでテスト設置しました。クランプの使用がなくなることで、これまでよりトータルコストが下がり、設置も楽になりました。

 また回転のストレスもこれまでより大変軽減されました。

(システムの負荷が軽減します。)

 あとはネジの先が露出しないようにするなどブラッシュアップして9月の施工よりいよいよ使用開始です!!



※こちらのページは、今後、より詳細な情報を追加してまいります。(東)