太陽光発電協会(JPEA)の主催する『ソーラーウィーク大賞』に、市民エネルギーちばで応募し、大賞を受賞いたしました。
ソーラーウィーク大賞受賞にともない、11/6に表彰式、11/7にシンポジウム講演が開催されました。
取組概要:「環境配慮型再エネ×脱炭素農業=地域再生」
『ソーラーウィーク大賞』は、太陽光発電の普及拡大に寄与する取り組みを称えるもので、地域貢献や災害時のレジリエンス向上など、地域住民の方々の支持や協力を得ている事業がその対象となります。
市民エネルギーちばは、2014年の会社設立以来、ソーラーシェアリングで得た売電収入を活用し、耕作放棄されていた農地の復活を始めとし、農業・地域を支援する「匝瑳システム」を育てて参りました。この10年間の取り組みと並行して、他自治体へのソーラーシェアリング支援、人材育成、ペロブスカイト太陽電池とソーラーシェアリングの融合など、波及効果と将来への期待を含み、総合的に高い評価をいただくことができ、この度大賞を受賞させていただくことができました。
今回受賞された団体の方々は、もちろん設立背景や事業内容は異なるものの、共通して「地域課題を解決したい」「地域を良くしたい」という想いを抱かれていました。各団体が、地域の課題を解決するための手段の1つとして実施されているのが営農型太陽光発電であり、「農業に本気で取り組む」という姿勢で取り組まれておりました。
環境問題解決においても、地域課題の解決においても、その原動力となるのは人々の想いであると思います。ひとつひとつの力は小さくても、同じ想いを持ち行動する仲間が増えれば、その力はやがて大きなものになると私たちは確信しています。
ソーラーウィーク大賞において、同じ想いを持つ事業者の方々と意見交換できたことは、非常に貴重な機会でした。今後も、農業、地域に真摯に向き合い、想いを共有しながら、健全なソーラーシェアリングを日本中、さらには世界へと普及させていくために邁進して参ります。