積水化学工業株式会社様と株式会社TERRAは、ペロブスカイト太陽電池を営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に設置するための国内で初めての共同実証実験を行うこととなりました。ペロブスカイト太陽光電池は、次世代のエネルギー技術として世界的に大変注目を集めています。この新しい素材は、将来的に低コストで高効率な発電を可能にし、軽量で柔軟な設計が可能であるため、従来のシリコン太陽光電池にはない特長を持っています。特に、軽量で柔軟、低照度でも発電効率が高いという特徴により、弊社の開発する曲面レンズ型モジュールフレームと組合せることで、水田を筆頭に営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の次世代のメインモジュールとして活用していきます。このレンズ型の技術に関しましては4年前に特許を出願し、昨年、日本国内でそしてつい先日、中国とアメリカでも特許が認められました。最終的な仕様もほぼ固まり、来年には系統接続設備の建設、そして一般販売へ向けて開発を加速させていきたいと考えているところです。