2024年6月9日(日)にOECD(経済協力開発機構)と環境省地球環境局、IGESのみなさま総勢11名がご来所されました。
今回は、OECD加盟国である日本の環境政策のレビューに伴う視察として、エネルギーや生態系、地域社会との関連など多層性や多様性をテーマにして、私たち匝瑳市のソーラーシェアリングや脱炭素先行地域の取組みをご覧いただきました。匝瑳市が視察地域に選ばれたこと自体、大変誇らしく思います。「示唆深い内容だった」、「大変面白いプレゼンでした」「新しい農業のカタチというコンセプトが刺さりました!!」といった貴重なご意見・ご感想をいただき、ソーラーシェアリング事業や脱炭素先行地域としての地域での取組みに対してポジティブな印象を持っていただきました。
お昼には、できる限りオーガニックな食材にこだわって作られた「たまる食堂」のベジタリアン弁当をいただきました。また、本社の「バイオトイレ」を体験していただき、本社庭に咲く果樹にも興味を持っていただくなど、視察を通して1日楽しんでいただきました。
民間だけでなく、国際機関や政府機関と連携を持つことはそう簡単なことではありませんが、今回つながりを持つことができ、世界にソーラーシェアリングを広める大きな一歩となったように思います。さらに、市民エネルギーちば株式会社は、7月2日で10周年を迎えます。その記念の年に、OECDと環境省の皆さんに大勢ご来所いただけたことは、大変感慨深く、私たちにとって、刺激的で充実した一日となりました。
『千葉から世界へ!!』長島彬先生考案のソーラーシェアリングの実証試験設備が千葉県市原市に設置されてから14年余りが経ちましたが、いよいよ本格的に海外にも広まりつつあることを実感しています。長島先生と私たちの共通のスローガンである『全てはミライの子どもたちのために!!』をいつまでも大切にしながらこれからも日本中・世界中に健全なソーラーシェアリングの普及に邁進してまいります!!
国内最大規模のソーラーシェアリング設備「おひさま発電所」の前での集合写真です。(中央スーツの方が宮内康幸市長、右にOECD環境局のNathalieさん、Ivanaさんです。市長の左に環境省の川又孝太郎さん、関悟史さんです。)
「匝瑳おひさま畑」農場長の天久さん、副農場長の山村さんからも説明がありました。
質問も多く、大変熱心に聞いていただきました。
「たまる食堂」のベジタリアン弁当、彩り豊かで見た目も味も美味しかったです。