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会社設立10周年!!これまでにお世話になった皆さま方へご挨拶とお願い

<ご挨拶>

いつもご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございます。

 

おかげ様で、来る2024年7月2日をもちまして、私共市民エネルギーちば株式会社も創立10周年となります。千葉県内の環境NPOの理事・代表など9名が集い、1人10万円の計90万円でのスタートでした。

 

最初のソーラーシェアリング設備は35kWで750万円がかかりましたが、できたばかりで資本金90万円の会社に融資してくれる金融機関は当然、1社もありませんでした。

 

ですので様々な環境団体をはじめとした市民の皆様に1枚2.5万円で、計30名の皆様に300枚の太陽光パネルをご購入いただき、そのパネルを私共がお借りして、最初の設備をつくらせていただきました。2024年9月で丸10年が経ちますが、とても順調に発電を続けています。業者を利用せず、架台つくりもパネル取り付けも配線も含め全て自分たちで建設を行いました。当時40代後半から70代までの全員が脚立に乗り、インパクトドライバーが買えなかったので手動のラチェットで全てのボルトを締めていきました。

 

初年度に1設備DC35kWだったものが、現在では高圧3設備、低圧23設備の合計6MWと180倍にまで広がりました。資本金はグループ全体で5億円になり総投資額は20億円を超えました。これらはひとえに本当に一つ一つの出会い、一人一人の皆様のご協力のおかげでございます。

また先日は農水省の農業白書にも初めてソーラーシェアリングが掲載され、当社も唯一の事例として掲載されました。10年かかりましたがこれからの農業に有用な技術として社会的に認められ嬉しく思っているところでもあります。

 

イベントを含めますと年間3,000人以上の皆様が訪問いただけるようになり、匝瑳市と連携して環境省の脱炭素先行地域にも選ばれ、これを一つの区切りと考え、『再創業』の意識で再出発します。次は温暖化に関しての大きな区切りである2030年を強くイメージして邁進してまいります。これからも皆様のご協力を切にお願いいたします。

 

ご協力・ご参加のお願い

これまでにパネルオーナー制度による設備を3機つくってまいりましたが、現在、パネルオーナー制度は預託法が改正されて原則禁止になっています。賃貸アパートやマンションに住む方々にも太陽光発電に関わっていただける良い方法でしたが、大変残念な法律の改正でした。もっと市民発電所をつくっていくにはどういう方法が考えられるのか、弊社ではパネルオーナー制度に代わる方法をずっと探していました。

 

そのような中、今回、新しい市民発電所の形として「社債」を活用しての発電所建設が可能であることが確認できましたので、弊社として積極的に進めていくこととなりました。今回だけでなく、今後もこのスキームを活用して継続的に健全なソーラーシェアリング建設を進めていく所存です。

 

社債募集の詳細については下記リンク先のページに掲載しておりますので、ご関心がある方は是非ご覧ください!!

https://www.energy-chiba.com/社債募集/

 

 

市民エネルギーちばは、グループ会社と一丸になって地球温暖化ストップに向けて全力で取り組んでいきます!

皆様のご参加、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。